暮らしの道具、第4弾です。
「お米を研ぐには、マタタビの米研ぎざるがいい」と聞き、探してみました。
福島県の奥会津地方に伝わるマタタビ細工。 雪深いこの地域では、冬の農閑期の手仕事として、様々な素材による編み組み技術が受け継がれたそうです。 マタタビは、水を吸い込むことにより、さらにしなやかさを増すそうです。そのやわらかなあたりは、お米や野菜などの素材を傷つけることが少ないようです。また、吸水性に優れているので、水切れが良いそうです。その分、よく乾燥させないとカビてしまうそうですが。
実際手にとってみると、若干のささくれや折れなどがありますが使用上の問題はありませんでした。
本当にあたりがやわらかかくて、ざるを使うのが楽しいです。